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有楽町で駆け込みビューティーの巻 #06 有楽町をすっぴんで歩くべからず | Tokyo Trip

トーキョートリップ物語 04/02 更新

有楽町で駆け込みビューティーの巻 #06 有楽町をすっぴんで歩くべからず | Tokyo Trip

ルミネマガジン編集部がゆく! トーキョートリップ物語 まだ知らない東京を旅する、3人娘の珍道中。

有楽町で駆け込みビューティーの巻

#06
有楽町をすっぴんで歩くべからず
(るーさんの学び)

るーさんの学び

キレイになりたい! 大至急!
 

何がメイクだ。何がオシャレだ。女子たちはどうしてこうも見た目ばかり気にするのだ!? 社会人3年目くらいまで、半ば本気でそう思っていたのは決して照れ隠しではない。子どものころからコツコツと積み重ねてきた「努力」と「根性」で道を切り拓いてきた私としては、いわゆる「ビューティー」みたいなものはどうも性(しょう)に合わなかった。見た目を気にする前に中身はどーなの!? みたいな。いちばん許せなかったのは、遅刻してくるのに化粧バッチリなタイプ(あ、みーちゃんもそうか笑)。そんな私を変えたのはここ、有楽町の街…。

るーさん

 
 

それは取材に出始めた駆け出しのころ。すべての移動が小走りになるほど忙しく、社に戻っては深夜まで延々とテープ起こし…。メークする時間を省き、ついに日中もすっぴんメガネで過ごすように。自分のなかの「女性らしさ」はどこか遠い山奥に失踪し、恥じらいという言葉は辞書から消えて…。そんなある日のこと。有楽町でとある女性社長に取材したときの衝撃が、いまも忘れられない。きめ細やかなお肌。艶やかになびく髪。すべてを見透かしそうな澄んだ瞳と目が合った瞬間、すっぴんメガネでその場に来たことを激しく後悔した。この社長、見るからに若い。当時の私とそう年齢も変わらないはずだ。それでいてここまで上ってきている。この美貌を保ちながら…! 彼女を見ながら、新時代がはじまる予感がした。有楽町に新しい風が吹いている…。私も変わらなきゃ! そう心に決めた瞬間だった。

るーさん

 
 

それから私は、取材で人様に会うときは必ずメイクをするようになった。忙しいときこそ、ちょっと気合いを入れて有楽町に出かけ、新作の服を試着した。いまとなってはファッションビルが立ち並び、多くの女性たちが行き交う有楽町だけど。この街を変えた立役者はきっと、彼女のような新しい感覚を持つ、意志のある女性たちだったのだと思う。本物のビューティーとは何か。それはきっと、自分だけでなく、誰かを変える力もあるものだと思う。まさに私は、変えられた人間のひとりだ。今日も有楽町のショーウィンドーに映る自分をそっと見て、そして思う。私もいつか誰かを変えられたらいいな、なんて。

るーさん

文/るーさん

登場人物相関図&プロフィールはこちら!

 

ルミネマガジン編集部

るーさん/企画(32)
おひとり様歴更新中。仕事ひと筋32年。男勝りのバリキャリ系。優しくされると弱い。
るーさん
みーちゃん/経理(27)
24時間恋愛中。恋も仕事も遊びも、計算高い。が、恋が長続きしないのはなぜか。
みーちゃん
ネネたん/アルバイト(22)
彼氏はフランス人。夢を追いかけ貯金中。口癖はやらぬ後悔よりやって反省。
ネネたん

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illustration/Mai Takewaki
photos&text/Ayano Sakamoto, luminemagazine


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