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池袋でディープトーキョー体験の巻 #06 池袋というディープ(ネネたんの過去について) | Tokyo Trip

トーキョートリップ物語 03/19 更新

池袋でディープトーキョー体験の巻 #06 池袋というディープ(ネネたんの過去について) | Tokyo Trip

ルミネマガジン編集部がゆく! トーキョートリップ物語 まだ知らない東京を旅する、3人娘の珍道中。

池袋でディープトーキョー体験の巻

#06
池袋というディープ
(ネネたんの過去について)

ネネたんの過去について

ニッポンのサブカルをつまみ食い
 

私が初めて池袋に出かけたのは、さかのぼること中学2年の夏休み。ちょっと前までは好きなアニメキャラについて熱く語っていた友人が、ついに「オタクはモテない」だの、愛だの恋だの彼氏が欲しいだの騒ぐようになったころ。クラスに充満する思春期独特のムードにひとりなじめないでいた私は、「我が道を行こう。」そう決意してお小遣い三千円(当時は大金!)を握りしめ、炎天下のなかひとり池袋の街にくり出した。そしてたどり着いたのが、何を隠そう「アニメイト池袋本店」。

熱く語るネネたんと友人

今でこそメジャー化しているアニメ文化やオタク文化だけど、当時はまだマイナーな分野で、いわゆる「モテ」とは対局にいた。思春期になり色気づいた友人たちがどんどん「オタク」から離脱していく一方で、私は自分の気持ちに嘘をつけずにいた。だって、好きなものは好きだから。私は握りしめた3枚の夏目漱石をすべて好きなアニメグッズにつぎこんだ。それは私の決意表明のようなものだった。他の友人たちが同じお金で、遊園地ダブルデートをしているのが気にならなかったわけではない。でも私は怖くなかった。池袋には私と同じように、好きなことを貫く仲間たちがいたから。好きなグッズを手にする時の私は、リップグロスを手にする友人たちと同じくらい、ときめきで満ちていたと思う。

ひとりで池袋にいくネネたん

それから池袋にはだいぶ通ったけれど、ほかにも心ときめく場所にたくさん出会え、自分の興味は広がり、いつの間にかオタク文化もメジャー化した。そしていつの間にか私もフランス人のピーちゃんと恋するような大人の女性になっていた。けれど、いまだに自分の中で決めていることがある。それは、自分が「好き」と思えることを大事にすること。たとえそれが人とは違うことだとしても。今回の池袋探検は、私に深堀りすることの面白さをあらためて教えてくれた。好きなことをもっと好きになると、あたらしい何かが見えてくる。池袋にまた行こう。私はそう心に決めた。

手をつなぐネネたん

文/ネネたん

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ルミネマガジン編集部

るーさん/企画(32)
おひとり様歴更新中。仕事ひと筋32年。男勝りのバリキャリ系。優しくされると弱い。
るーさん
みーちゃん/経理(27)
24時間恋愛中。恋も仕事も遊びも、計算高い。が、恋が長続きしないのはなぜか。
みーちゃん
ネネたん/アルバイト(22)
彼氏はフランス人。夢を追いかけ貯金中。口癖はやらぬ後悔よりやって反省。
ネネたん

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illustration/Mai Takewaki
photos&text/Ayano Sakamoto, luminemagazine


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