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新宿とアートの深い関係の巻 #03 動くアートで心をリセット | Tokyo Trip

トーキョートリップ物語 01/28 更新

新宿とアートの深い関係の巻 #03 動くアートで心をリセット | Tokyo Trip

ルミネマガジン編集部がゆく! トーキョートリップ物語 まだ知らない東京を旅する、3人娘の珍道中。

新宿とアートの深い関係の巻

#03
動くアートで心をリセット
@プーク人形劇場

プーク人形劇場
新宿とアートの深い関係の地図

 

元気をもらえるアートがあるのだから、ほっこりするようなアートがあってもいい。童心に戻って気持ちが洗われるような…。そう思って調べてみたら、私のアンテナにヒットしたのが“人形劇”。人形劇を観るのは小学生のとき以来だけど、今の自分が何を感じるか、興味がわいてきた。

 

プーク人形劇場入口

1971年に建設されたプーク人形劇場は、JR新宿駅南口から徒歩約6分。入り口右にはコーヒーショップ、正面にはパペットなどが所狭しと並んだミニショップがある。地下にある舞台の客席数は106で、後方の席でも見やすいちょうどいい大きさ。

人形劇を主催する人形劇団プークの誕生は1929年。私の祖父母の時代から上演していたことになる。1971年に完成した劇場は程よいヴィンテージ感で、人形劇のアナログ感がつくり出すノスタルジックな空間、そこでは子どもも大人も目を輝かせて見入っている。なるほど。足を踏み入れたとたん、大人も一瞬で幼少期にタイムトリップできるのが、この空間なのだ。

 

プーク人形劇場の人形

人形はすべてオリジナルで、美術担当が製作しているそう。細部にまでこだわってつくられた人形と、手足をスムーズに動かすテクニックの融合に大人も釘付け。

この日の演目『12月のたき火』は、母親の言いつけで吹雪の日に季節外れのいちごを探しに行った心優しいマルーシャが、森の中で12の月の精に出会う……というスロバキアの民話が原作。人間が演じるお芝居はセリフが多いけれど、人形劇は動きで語るというか、目で見てわかるように作られている。人間が演じると生っぽくなるファンタジーも、人形を通すと世界観にスッと入っていける。そして森の精との触れ合いに、じーんとなってる自分がいる。人形がつくり出す“動くアート”は、予想以上に自分のどこか“中のほう”に響いていた。

 

劇団代表作のひとつ『12の月のたき火』

『12の月のたき火』は1975年から毎年12月に上演されている、劇団代表作のひとつ。photo/中谷吉隆

プーク人形劇場の人形と舞台

「プーク友の会」の会員になると割引料金になるだけでなく、人形を動かしたり、出演者と話をしたり、舞台裏をのぞけるイベントに参加できる。

観終わって新宿の雑踏に戻った私の心はポカポカして、頭はすっきりしていた。自分に余裕がなくなったときは、またここに来てリセットしよう。アナログな人形劇の世界は、簡単にそれができるとわかったから。これも、大人のアートの楽しみ方のひとつかもしれない。(続く)

 

写真・文/るーさん(ルミネマガジン編集部)

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トーキョースポット

プーク人形劇場

東京都渋谷区代々木2-12-3
Google Mapでみる>
電話:03-3370-3371
2月の公演『はだかの王様』『しちめんちょうおばさんのこどもたち』
3月の公演『ゆうびん屋さんのお話』『ひとまねアヒル』ほか
公演日や料金はWebサイトで確認を。

Webサイト:プーク人形劇場

ルミネマガジン編集部

るーさん/企画(32)
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ネネたん

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※2017年1月時点の情報です。
 

illustration/Mai Takewaki
photos&text/Junko Yamazaki


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