LUMINE MAGAZINE 毎日役立つ!私のためのおしゃれ速報

TOPページ > ルミネ ザ カルチェラ CREATOR’S FILE >
6月は「デザインコンプリシティ」「ヘルマフ アンド ロディタス」「アンニュイスト」「モノトーン」が登場(ルミネ新宿)

ルミネ ザ カルチェラ CREATOR’S FILE 06/09 更新

6月は「デザインコンプリシティ」「ヘルマフ アンド ロディタス」「アンニュイスト」「モノトーン」が登場(ルミネ新宿)

新進デザイナーを月替わりで紹介している「ルミネ ザ カルチェラ」。6月は「デザインコンプリシティ」「ヘルマフ アンド ロディタス」「アンニュイスト」「モノトーン」が登場。ここでしか買えないブランドや初のユニセックスブランドなど、見どころ満載!

マイ定番として着続けられるユニセックスブランド
(Design Complicity<デザインコンプリシティ>小暮史人)


小暮史人/FUMITO KOGURE
文化服装学院在学中にインターンとして勤務していた「ANREALAGE」に、卒業後就職。チーフパタンナーを3年務め、2011年「デザインコンプリシティ」を立ち上げる。

 

「僕自身が、性差を強調する洋服があまり好きじゃないので」という小暮さんがデザインする「デザインコンプリシティ」は、ルミネ ザ カルチェラ初のユニセックスブランド。

 

「ファッションに限らずトレンドの流れがスピーディだからこそ、その人の生活の一部となり、一緒に変化していける洋服を作りたいと思っています。時代に合わせて洋服を作るのではなく、変わらないもの、定番をブラッシュアップしていけたら」

 

春夏コレクションは、そんなブランドコンセプトをストレートに表現。デザインコンプリシティの定番アイテムを作り直すことをテーマに掲げた。

 

「デニムのように、風合いの変化を楽しめる染色技術を取り入れれば洋服も日用品のように生活の中に溶け込めると思い、定番のコートを硫化染めで作り直しました。僕が着ているこのシャツは、左襟が身ごろとつながっているんですよ。パタンナー出身ならではの視点で、今までにないものを作ることも大事にしています」


左/小暮さんが着ているのと同じデザインのレディース用シャツ¥17,000
中/硫化染めのコート¥28,000
右/裏面がシャツ素材になっているTシャツ¥9,000(すべてデザインコンプリシティ)

 

Sはレディース、MとLはメンズ。さらに、レディースのパンツはヒップに丸みを出すなど、デザインに影響がない範囲でパターンを直しているため、メンズっぽさが強調されることはない。

 

「ルミネにいらっしゃるお客さまは、ユニセックスな洋服を着こなしたことのない方が多いかもしれませんが、いわゆる女性らしい洋服とは違った魅力を引き出してくれることもあると思うので、ぜひ試着してみてください。洋服に対する新しい価値観が生まれるきっかけになったらうれしいです」

ミリタリーとレースで辛口フェミニンを表現
(HELMAPH & RODITUS<ヘルマフ アンド ロディタス>樋口公博&樋口彩乃)


左:樋口公博/KIMIHIRO HIGUCHI
桑沢デザイン研究所の総合デザイン科卒業後、アメリカでバイイング業務などを経験。帰国後、メンズブランドのプレスを6年担当し、2013年「ヘルマフ アンド ロディタス」を立ち上げる。
右:樋口彩乃/AYANO HIGUCHI
文化学園大学短期大学部卒業。アパレルメーカー、東京コレクションブランドのパタンナーを経て、2013年「ヘルマフ アンド ロディタス」を立ち上げる。

 

ギリシャ神話に出てくる、男女両性の神・ヘルマフロディトスがブランド名の由来。
「レディースですが、男性からもカッコいいと思われる洋服を作りたくて、ブランド名をヘルマフ アンド ロディタスにしました」と、公博さん。

 

その名の通り、妹・彩乃さんの女性目線からのデザインと、兄・公博さんの男性目線からのデザインをバランスよくミックスしたアイテムは、ミリタリーとレースがアイコンだ。

 

「ふたりともアメリカ軍のMA-1を持っているくらいミリタリーが昔から好き。デザインに取り入れるならミリタリーを美しく表現したかったので、レースを組み合わせてみました。レースは一歩間違うとフェミニンではなくラブリーになってしまうので、ベーシックカラーでしか作りません」(彩乃さん)


シンプルなTシャツもこのスカートを合わせれば、存在感のある着こなしに! スカート¥27,000

 


ワンピース¥40,000、Tシャツ¥16,000。洋服のほか、レースを使ったトートバッグなどの小物もラインナップ。
(すべてヘルマフ アンド ロディタス)

 

春夏のテーマは「再構築」。前シーズンに発表したアイテムのレースを進化させたところが最大の特徴。

 

「形も少し変えましたが、レースの種類を1種類から7種類に増やしたところが「再構築」のポイント。色は同じでも、模様の違うレースをミックスすると、マットに見えるところとツヤっぽく見えるところが出てきて、オリジナルの迷彩柄のような雰囲気になるんです」(公博さん)

 

現在の卸先はロシアと香港。問い合わせがあっても商品を見てもらうことができず、悔しい思いを何度もしたとか。

 

ルミネ ザ カルチェラは、ヘルマフ アンド ロディタスの2014年春夏コレクションを手にとることができる唯一の場所。他にはないミリタリーを見に来てください!」(公博さん&彩乃さん)

部屋で過ごす時間がより充実するルームウエア
(ennuist<アンニュイスト>徳丸真由美)

 


徳丸真由美/MAYUMI TOKUMARU
文化服装学院卒業後、ヨーロッパを周遊。帰国後、「ヨウジヤマモト」で約2年パタンナーを務め、2012年「アンニュイスト」を立ち上げる。

 

帰宅後や友人宅に遊びに行ったときに、洋服のままだとリラックスできない。でも、パジャマに着替えてしまうと、リラックスし過ぎてダラダラしてしまう。そんな経験から、洋服とパジャマの間のものを作りたいと、徳丸さんは考えた。

 

「私のようにシンプルな洋服が好みの人は、柄モノにトライするのはすごく勇気がいるのですが、部屋着なら抵抗がないし、むしろ着てみたかったりするんですよね。その逆もしかり。だから、デザインの幅を広げることは、マストだと思いました。また、形がシンプルになりやすいので、遊び心も必ずどこかに入れるようにしています」

 

徳丸さんの遊び心を象徴しているのが、デビュー当時から人気のおっぱいシリーズ。

 

「デビューコレクションのテーマは、夜と騎士をかけたNight。甲冑(かっちゅう)や鎧(よろい)をイメージしたアイテムを作りながら、ブラカップをあえて外側に縫いつけるアイディアを思いついたのです。下着をつけずに着られるということもあり、これが好評で。ブランドを象徴するシリーズに成長させるため、毎シーズン新作を登場させています」


左/透け感のある薄手のコットン素材。キャミソール¥11,700、フレアパンツ¥13,800
中/おっぱいシリーズの新作Tシャツ¥12,400、オーガニックコットンスカート¥14,700
右/ハリ感のあるシャツ地のセットアップ。シャツ¥16,000、ショートパンツ¥14,800(すべてアンニュイスト)

 

デザインするときにこだわっているのは、遊び心だけではない。色の組み合わせにも心を砕いている。
「今シーズンはオーガニックコットンを使ったシリーズも作りましたが、素材に関してはどのブランドも肌触りのいいものを使っているので、そこは売りにはなりません。じゃあどこで差をつけよう?と考えたとき、おしゃれ感や高級感を表せるのは色の組み合わせだと思ったのです。昔から好きだったヨーロッパの建築物やインテリア、美術品などの色合わせを参考に、上品な配色を心掛けています。

 

ルミネへの出店はずっと夢だったけれど、それが叶ったからといって終わりではありません。これからも家で過ごす時間をより充実させる、そんな手助けができるルームウエアを作り続けていきたいですね」

つけ心地のよさに驚く幾何学的なジュエリー
(MONOTONE<モノトーン>濱田大志&細川 陽)

 


左:濱田大志/TAISHI HAMADA
ジュエリー専門学校の講師を経て、フリーのジュエリーデザイナーに。アパレルブランドやジュエリーブランドのOEM商品のデザイン・制作などを手掛け、2014年2月に夫婦で「モノトーン」を立ち上げる。
右:細川 陽/AKIRA HOSOKAWA
ジュエリー専門学校の講師を経て、フリーのジュエリーデザイナーに。主にアートジュエリーを手掛け、2014年2月に夫・濱田大志と「モノトーン」を立ち上げる。

 

「貴金属とはいえないキッチュなアクセサリーが増えているからこそ、メッキではなく18金や本物のシルバーを使ったジュエリーを作りたい。アクセサリーではないので、デザインはデコラティブではなく潔くシンプルに。ブランドを立ち上げるにあたり、どうしても譲れなかったのはここでした」と、濱田さん。

 

シンプルな中にもブランドの“らしさ”を出すため、幾何学模様などのグラフィックデザインを形にしたジュエリーをブランドの顔に。

 

「リングの場合、指を入れるところは円形がスタンダードなので、六角形や四角形はつけたときに違和感があるかもしれない……。作る前は私もそう思っていたのですが、つけてみるとむしろ円形よりもなじむくらいで。実際、展示会でも六角形がいちばん人気でした。アーム部分にもモノトーンらしさを出すため、円形、六角形、四角形のすべて、角線と丸線の2種類作っています。リングを構成する線の形がエッジのある角線となめらかな丸線とでは、つけ心地だけでなく見た目の印象も変わってくるので、より自分の好み&フィット感を追求できます」(細川さん)


リング左から、ゴールド×パール¥38,000、シルバー×パール×ダイヤモンド¥21,000、
ゴールド×パール¥42,000、シルバー×パール×ダイヤモンド¥23,000

 


リング上から、ゴールド×パール×ダイヤモンド¥64,000、シルバー×パール¥12,800、
ゴールド×パール¥45,000(すべてモノトーン)

 


左/ゴールド×パールのネックレス¥24,000(チェーン別売り¥20,000)
右/シルバー×パールのネックレス¥12,800

 

幾何学的な模様は形自体に存在感があるので、単体でつけても見栄えがする。

 

「18金、シルバー、一部にダイヤモンドをあしらっているタイプと、形だけでなく素材も種類が豊富なので、実際につけてみることをおすすめします。そして、見た目とつけたときのギャップに驚いてください!」(濱田さん&細川さん)

 
 

※表示価格はすべて消費税抜きの本体価格です。

 

photos/Ryoko Maruyama, text/Junko Yamazaki


ページトップへ