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2月は「ソーノ」「イアポニア」が登場!(ルミネ新宿)

ルミネ ザ カルチェラ CREATOR’S FILE 02/17 更新

2月は「ソーノ」「イアポニア」が登場!(ルミネ新宿)

月替わりで旬のブランドを紹介する「ルミネ ザ カルチェラ」。2月は第5弾となる、「ソーノ」(2月1日~16日)、「イアポニア」(2月17日~3月2日)が登場します。オリジナリティあふれるデザインとポリシーあるデザイナーたちに注目!

クオリティの高い素材を着る喜びを体感して欲しい!
(iaponia<イアポニア>天野 操)


天野 操/MISAO AMANO
武蔵野美術大学卒業後、アパレルメーカーに就職。洋服だけでなく、テキスタイルのデザインも担当。2000年、ニット生産メーカー「ネットワークジャパン」に転職し、2012年「イアポニア」のデザイナーに就任。

 

ニット生産メーカーとして、糸の手配から商品の企画デザイン生産までを20年以上行ってきた「ネットワークジャパン」。その知識と技術を生かし、オリジナルブランド「イアポニア」が誕生した。デザイナーの天野 操さんは、これまでも魅力的な糸を見るたびに、これを形にしてみたい!と思っていたとか。

 

「ニットを作っていると、イタリアの糸の発色の美しさと柔らかさ、日本のラメやシルクのクオリティの高さに思わずうっとりしてしまうことが、よくあります。そのたびに、この糸でニットを作りたい! と創作意欲をかき立てられました。この想いがどんどん膨らみ、2012年にニットのオリジナルブランドを立ち上げたというわけです。

 

デザインありきで糸を選ぶのではなく、糸ありきなのが私のデザインポリシー。素材感を生かすために、異素材と組み合わせたりしながら繊細に仕上げていきます。また、いくら発色が美しくても、肌に触れる部分がチクチクするとタンスの肥やしになってしまいがちなので、裏側は違う素材を使ったりして着心地の良さも追求。ジャパニーズブランドならではの繊細さ、優しさ、丁寧さをニットというアイテムで表現しています」


左/暖かくなったら一番に着たい蛍光カラーのニット。糸は日本製を使用している。半袖ニット各¥14,000
中/「赤×ネイビーの春夏ツイードは、展示会で大人気でした」。半袖ニット¥15,000
右/綿のモールで編まれているカーディガン¥25,000

 

素材を見ると気持ちが動く、という天野さんが春夏素材で心ときめいたのが、右上のカーディガンで使われている綿のモール。

 

「色々な糸を見てきましたが、綿の糸で立体的に編み込んだモール状ものは珍しい。この糸でニットを作らないわけにはいかない! と思いました。日本の繊細な技術だからこそ作れる、滑らかなブライト糸を表情の違う糸と組み合わせたいと思い、作ったのが左上の半袖ニットです。今シーズンは、じゅうたんを思わせるエスニックな模様も気になっていたので、デザインに取り入れてみました。

 

ニットは単品のアイテム。デニム、ショートパンツ、スカート……と、合わせるボトムによって雰囲気が変わります。だから、ターゲットは絞っていません。でも、ルミネでよくショッピングする若い世代の方々には、イアポニアを通して素材の良いものを着る喜びを体感して欲しいと思っています。肌触り、着心地の違いに驚きますよ!」

トラッドをベースに4名のデザイナーが個性と旬をプラス
(sono<ソーノ>)


2010年、ブランドデビュー。人間にとって心地よく、そして必要不可欠なものである「眠り」のようなウエアでありたいという想いから、ポルトガル語で「眠り」を意味する「ソーノ」と命名。

 

多くのブランドでは、代表的なひとりのデザイナーがデザインを手がけることが多いが、ソーノにはデザイナーが4人いる。そして、デザインチームでブランドコンセプトからシーズンごとのテーマを決めるのが定例だ。

 

「前職のアパレルメーカーで一緒に仕事をしていた5名で、ブランドを立ち上げたのが2010年です。トラッドをベースに、そのときどきでモードやかわいらしい感じに落とし込み、時代の一歩先ではなく、半歩先を常に意識する。この行き過ぎないさじ加減が、ブランドコンセプトです。最初はニットのみで、その後ブラウス、ワンピース、ボトム……とアイテム数を増やしていき、3シーズン目でようやくトータルコーディネートを提案できるようになりました」と、代表の石井大悟さん。

 

立ち上げメンバーでもあり、セールスを担当する石川 剛さんは、デザイナーが4名いる強みはマンネリ化を防げることだという。
「デザインのテイストが全く違うデザイナーを採用したのではなく、シーズンを重ねるごとに4名それぞれの特徴が出てきて、それがソーノならではの強みになりました。例えばニットと布帛(ふはく)を組み合わせたデザインを発表しているのですが、エレガント系が得意なデザイナーは前身ごろにレースを使い、かわいい系が得意なデザイナーは裾に透ける素材を使ったり。意識してテイストを変えようとしても、ひとりのデザイナーだと振り幅を広げられないのですが、デザイナーが数名いれば、テーマの範ちゅうで印象をガラリと変えられる。デザインの幅が広がれば、幅広い年齢層をカバーすることもできます」


左/ニットはローゲージでショート丈というこの春らしい一品。ボトムはスカートに見えて実はショートパンツというワザありデザイン。ニット¥22,000(キャミソール付き)、ショートパンツ¥16,000(ともにソーノ)
右/ブランドの躍進につながった大人気ワンピースの新作は、トレンドのシャツ襟がポイント。ワンピース¥18,000(ソーノ)

 

春夏は、今まで以上に清潔感や透明感を前面に押し出したアイテムを充実させた。

 

「もともと、清潔感のあるきれいめのテイストを大事にしていますが、春夏はわかりやすいところでいうと白が多め。トレンド感は、オーガンジーやカットレースなどの透ける素材で取り入れています。上の写真左のボディが着用している、ざっくりした編み地の白いニットと透ける素材の組み合わせが、まさにそれ。また、今季はクロップドトップスがトレンドですが、オフィスにはカジュアルすぎる、ウエストまわりが気になるなど、ハードルが高いと感じる人も多いので、丈の長いキャミソールをレイヤードして着やすくしました。誰もがトレンドを取り入れやすいデザインにすることにも、こだわっているんです」(石川さん)

 

ルミネ ザ カルチェラへの出店を機に、「ブランドのファンを増やしたい」と石井さん。

 

「セレクトショップなど、さまざまなところで取り扱っていただいていますが、知名度はまだまだ。ブランドのファンを増やすため、カタログなどのビジュアル面を強化しているところです。幅広い年齢層に人気のルミネで多くの人の目に触れ、どう評価されるのか。緊張しますが楽しみです」

 
 

※表示価格はすべて消費税抜きの本体価格です。

 

photos/Emi Enishi, text/Junko Yamazaki


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