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第4弾は「スキンプ」「ジラフ」「アヤメ」「オトアー」「セルヴィッジ」をピックアップ!(ルミネ新宿)

ルミネ ザ カルチェラ CREATOR’S FILE 12/04 更新

第4弾は「スキンプ」「ジラフ」「アヤメ」「オトアー」「セルヴィッジ」をピックアップ!(ルミネ新宿)

2013年8月からルミネ新宿 ルミネ2/2Fで開設している「ルミネ ザ カルチェラ」。第4弾(~2014年1月上旬)は、洋服から小物まで、バラエティに富んだ5ブランドをピックアップ。デザイナーたちの声をお届けします。(随時更新中!)

外にも着て行ける“NEXTルームウェア”で、毎日をもっと楽しく!
(SKIMP<スキンプ>コウノヒロコ)


コウノヒロコ/HIROKO KOUNO
九州デザイナー学院ファッションコーディネート学科を卒業後、出版社に勤務。編集業のかたわら、女優としても活動。2012年「スキンプ」のデザイナーに就任。
中央の写真/「メイクもドレスアップもしたくないけど、ちょっとお出かけしたい。そんなときでも着られるように、顔を覆い隠せるビッグフードのパーカーを作りました」。ドルマンスリーブパーカー ¥16,800。
右の写真/「別名“働きたくないスウェット”も、『適当』という意味のブランドだからこそ表現できると思っています」。スウェットトップス ¥12,600。

 

「ルームウェアというと、文字通り家の中で着るリラックスウェアをイメージする人が多いと思いますが、シンプルでラクだけど、どこかひねくれててイケてる。そんなウェアを作りたかった」とコウノさんが話すように、3シーズン目となる2013年秋冬コレクションもリラックスモードなアイテムに、ほかにはないテキスタイルが目を引く。

 

「ブランド名は、『手抜き』とか『適当』という意味です。適当に着ても可愛いというのは、理想的だから。でも、こういうブランド名だからこそ、シーズンテーマはあえて毎回面倒くさい感じにしたくて。今シーズンは『明晰夢』がテーマです。ユダヤ教に由来する悪を退け、幸運を呼ぶ六坊星の総柄など、私が以前から好きなモチーフを盛り込みました。ブランド名が適当という意味だから、作ることができたもの。ストレートに表現しにくいことも、スキンプというフィルターを通すことで、どこかポップに見せることができると思っています」

 

着やすさだけでなく、着やせ効果があるところも、外に着て行ける“NEXTルームウェア”ならでは。

 

「レイヤードしないと着られないような、フェミニンなアイテムは作りません。ふわふわモコモコの“THE部屋着”といったアイテムも作る予定はないです。とはいえ、どこか女の子がラクできる要素や着やせ効果も欲しいから、ブラパット付きのアイテムを作ったり、ドルマンスリーブにしたり。着やすさって、そういうところも含まれると思うので。ワンサイズ展開なのもスキンプの特徴です。私自身がサイズを選ぶのが面倒くさいので(苦笑)、大きめの人も小さめの人も着られる絶妙なサイズ感を狙って作っています。今後は、男性が着るとスウェット、女性が着るとワンピースになる、ボーダーレスなアイテムもたくさん作りたいですね」

オリジナル生地で作る、ユーモアあふれるネクタイにMoMAも注目!
(giraffe<ジラフ>中村裕子)


中村裕子/YUCO NAKAMURA
多摩美術大学(美術学部生産デザイン学科テキスタイルデザイン専攻)卒業後、アパレルブランドに就職。その後、縫製工場で縫製の技術を学び、2005年ネクタイブランド「ジラフ」のデザイナーに就任。
右から2番目の写真/ウール地×刺しゅう、カーキ×イエローの色合いがおしゃれ! ステッチワークタイ¥11,550。
右の写真/山をモチーフにしたテキスタイルの上に刺しゅうを施した、「ジラフ」ならではの繊細なデザイン。「登山している人をかたどったネクタイピンとのセット使いがおすすめです」。スノーピークタイ¥12,600、アイスクライマータイピン¥8,925。

 

“何か”をデザインしたくてアパレルブランドを退職したものの、明確なビジョンはなし。そんな中村さんに、「ジラフ」の立ち上げに力を貸して欲しい、と声がかかった。

 

「ネクタイをデザインしたことはありませんでしたが、未知のものへの興味とオリジナルテキスタイルを活かせるところに惹かれ、デザイナーとして入社しました。大学でテキスタイルを専攻していたとはいえ、ネクタイは奥が深く、想像以上に面白くて。例えば、これだ!と思った配色も、ネクタイの面積内だけでは活かしきれず、スーツやジャケットと合わせてこそ映える。そこに探究心をかき立てられました」

 

表参道ヒルズのワゴンショップからスタートし、今年8月にはアメリカN.Y.のMoMA(ニューヨーク近代美術館)内のミュージアムショップでも販売。思わずクスッと笑ってしまうユーモアのあるものから繊細な模様のテキスタイルまで、ほかでは手に入らないオリジナリティあふれるブランドとしての地位を確実に築いている。
「今シーズンのテーマは“雪山”です。春夏コレクションでビジネスラインを強化したので、秋冬はカジュアルラインにしたくて。寒い国で使われているような刺しゅうやスノーモチーフのクロスステッチを取り入れました。

 

今回のルミネ ザ カルチェラではメンズのみの展開になります。ネクタイは男性へのプレゼントとして最適ですが、いざ選ぶとなると、どれがいいのかわからない。そんな女性も、“かわいいからつけて欲しい!”と楽しみながら選べます。贈られたほうも、このネクタイなら仕事を頑張れるなど、前向きな気持ちになってくれたら嬉しいですね」

立体感のある“織り”とカラフルな色使いでポップな冬に!
(Ayamé<アヤメ>阿賀岡 恵)


阿賀岡 恵/AYA AGAOKA
デザイン学校卒業後、大手レッグウエアメーカーに入社し、ソックスデザイナーとして5年間勤務。1年間のイギリス留学を経て、2007年「アヤメ」を立ち上げる。
右の写真/立体感があり繊細なソックス。上から順にグレー・イエローベースのソックス各¥2,400、パープルベースのソックス¥1,800、グレーベースのタイツ¥4,200。女友だちへのクリスマスプレゼントにも!

 

「靴下やタイツは雑貨ですが、ファッションとしての地位を確立したかった」というデザイナーの阿賀岡さんは、ファッションブランド同様に年2回の展示会で新作を発表するというスタイルをとっている。でも、テーマはあえて作らず、糸の組み合わせによってできる立体感に“新しさ”を加えていくのが特徴だ。

 

「レッグウエアは色や柄に目がゆきがちですが、私は立体感を作り出す“織り”にこだわって作っています。糸には圧縮をかけると縮むものと縮まないものがあり、このふたつを組みわせると独特の立体感が生まれる。メイドインジャパンの技術を最大限に生かした新しい織りを生み出すことが、今までも、そしてこれからもテーマです」

 

阿賀岡さんが生み出した織りのひとつに、タイツの立体的な装飾がある。
「上の写真のグレータイツの模様は、通常裏側にする面を表にしたものです。工場の技術さんと何か新しいことができないか?と話していたとき、ふと裏表逆にしてみたらこれがかわいくて。以来、毎年デザインを変えて登場させています。

 

デザイン性だけでなく、耐久性にも自信があります。先日、7年前に作ったタイツを今も現役で履いてくれているスタイリストの方にお会いしました。タイツは伝線、靴下は指に穴が開いて捨てることが多いと思うのですが、手洗いもしくはネットに入れて洗濯すれば、7年経ってもクオリティを保てます。街中で売っている靴下に比べると多少値は張りますが、コストパフォーマンスと品質の高さを実感していただけると思います!」

エレガントなアーミッシュスタイルで鮮度アップ
(otoäa<オトアー>青砥厚二)


青砥厚二/KOJI AOTO
文化服装学院卒業後、渡英。帰国後、テキスタイルメーカー、アパレルブランド勤務を経て独立。2010年、「オトアー」をスタートさせる。
中央の写真/中にキャミソールなどを着ると、星柄が引き立つ。黒のスーツに合わせると、カッコいい印象に。ブラウス¥29,400。
右の写真/「パターンにこだわっているので、正面、横、後ろ、360度どこから見ても美しい」。コート¥73,500、ロングシャツ¥29,400。

 

古きよきものを新しく作り直し、色あせない美しいものへ。それが、青砥さんがデザインする「オトアー」のブランドコンセプト。生地やボタンもオリジナルデザインが多く、パターンにもこだわりがある。

 

「洋服を作るからには生地を熟知しておきたいと思い、テキスタイルメーカーに就職しました。パターンはきっちり引くのではなくデッサンっぽく書いて、最後につじつまを合わせることが多いですね。パターンをデザインする感覚です。そうすることで、微妙な曲線やニュアンスを出せるのです」

 

今シーズンは、以前から気になっていたアーミッシュ(アメリカのペンシルベニア州を中心に、近代以前の生活をしている人たち)のスタイルをデザインに取り入れている。テーマは、祝福の言葉“GOD BLESS YOU”。

 

「キリスト教徒でもある彼らの精神の豊かさにインスピレーションを受け、神秘的で禁欲的な黒を基調に、ブルーやグリーンを取り入れたスタイリングを提案しています。テキスタイルは、ストイックな色合いと幾何学模様が特徴のアーミッシュキルトを掘り下げ、星柄やボウタイ柄をデザインしました。

 

派手さはありませんが、着ていただくと良さがわかる。そして、長く愛せる。そこには自信があるので、ぜひ手にとって欲しいですね」

持ちやすいサイズ感と、今の気分に合ったデザインのバランスが絶妙
(selvedge.<セルヴィッジ>御堂島理代)


御堂島理代/RIYO MIDOJIMA
ロンドン滞在中に通っていた蚤の市でアンティークバッグに魅了され、帰国後、バッグメーカーでバッグ作りの基礎を学ぶ。2003年「セルヴィッジ」のデザイナーに就任。
中央の写真/留め具を外すとトートバッグになるリュック。2WAYリュック全4色 各¥18,900。
右の写真/「目の肥えた大人も満足できる、上質の革を使っています」。トートバッグ全10色 各¥26,250。

 

御堂島さんがバッグをデザインするとき、まず気にするのは重さとフィット感。

 

「手や肩にあたる部分、肩にかけたときの体へのフィット感を重視して、女性に優しい裁ち方、あたりを常に考えています。テーマは決めず、そのときの気分や女性のライフスタイルにマッチする素材やデザインを使うようにしています」

 

ルミネ ザ カルチェラにお目見えするトートバッグは、カラーバリエーションの豊富さが魅力。そしてリュックは、形と素材に「セルヴィッジ」らしさが詰まっている。

 

「今、リュックの需要が増えていますが、スポーティになり過ぎないようクタっとしたフォルムにして、左右の留め具を外すとトートバッグになる2WAYにしました。素材はウールですがアンゴラも入っているので、脚の上に乗せれば膝かけのような温かさを体感できます」

 

もちろん収納力のあるバッグだけでなく、カチっとした小ぶりのバッグもラインナップされている。

 

「どんなシーンにも大きいバッグを合わせてしまうと、自分の荷物を管理できない人に見られてしまいます。たまにクラッチバッグや小ぶりのバッグを持つと、TPOを理解できている大人の女性に見えますし、女度も上がるはず。洋服の邪魔をせず、でも最後にバッグを加えたときに全体のバランスが決まる。それがバッグの役目だと思います」

 

photos/Emi Enishi, text/Junko Yamazaki


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